過払い金返還請求 とは

貸し手より借り手の権利が上

最近、「借金問題解決」を謳うテレビ、ラジオのCMやインターネット広告、果ては折込チラシまで見かけることが多くなりました。
中でも返済し過ぎた借金を取り戻しましょう、弁護士が債務者に代わって、過払い金返還請求という手段で解決します、というものです。
どうしてこのような流れになったのでしょうか。

 

これは、まず利息制限法と出資法という異なる法律により、貸金業者が設定できる利息の上限が2つあり、どちらを上限とするか曖昧だったことが関わっています。
2つの上限の間、いわばグレーゾーンで金利を設定してお金を貸していた業者は、出資法により定められた年18%を超えて設定した部分は違法であり、取り過ぎた金利については借りた側に返す義務がある、という判決が約10年前に最高裁判所で下されました。
これが、平成16年過払い金返還請求訴訟判決と言われるものです。

 

これにより、それまで借金の取り立てに苦しめられ、返しても返しても元本が減らずに金利ばっかり取られるような状況だった債務者にとって、ある一定以上の金利については貸金業者が取り過ぎたもの、つまり払わなくていいものであると認められたわけです。
払い過ぎた利息は、手続きをふめば返還してもらうことができるようになりました。

 

また、返済できないのが分かっているのに過剰に貸し付けた分についても違法であると認められました。
このような流れを受けて、立場の弱かった債務者が、ものを言える立場になっていきました。
というのも、前述のような司法判断を前提に、債務整理という手段で債務者の背負っていた債務を減額させようという動きが起き、借金問題解決を主に行う弁護士事務所が次々にできたからです。
こうして「過払い金請求」といった言葉を耳にしない日はないという、現在のような状況になったわけです。

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